【DIY】使えそうなものを作ってみました。(レザークラフト)

メモ:  Category:leather_craft

IT系のネタ以外も増えてきて雑多な感じになってきていますが、後々整理すればよいと・・・レザークラフトネタの続きで初めて作った物と3つ目に作った物を記録します。

1つ目のパスケースで、革の選択や革を薄くすることの難しさなど課題が見えてきます。

パスケースの作成

最初に作るものですから使えるもので簡単だと思われるものを検討し、子供が利用するパスケースを作ることにしました。

頭を抱えながら作業をしたので、製作過程などの写真は撮り忘れておりました。。。で、完成したのが次の物となります。

最初に作成したパスケース

作ってみて思ったことは、

  • 革の種類で取り扱いやすさが違う(硬さなど)
  • どのくらいの厚さの革を使用すればよいのか選択が難しい
  • 革を重ねると結構な厚みが出てスマートでない

このパスケースは、「レザークラフト・ドット・ジェーピー」で販売されているヌメ革とはぎれの革をサイトの見た目で購入したのですが、内側のオレンジの革と外側の茶色い革では柔らかさが全然違っていました。柔らかい革は、裁断する時一緒に引っ張られる量が大きくなるため、抑え方を工夫しながらよく切れる刃物で裁断する必要があります。

また、パスケースは表も裏も革の表となる「銀面」を出したかったのでポケット部分と中央の革の4枚分の厚さが出てきます。今回の革は、オレンジの部分が0.8mmを表裏2枚ポケットの部分が1mmでこれも表裏2枚としています。全体では、3.6mmの厚さとなっています。

革の重なり

さらにDカンという金具を付ける部分は革の重なりが多くなり、そのまま重ねてしまうと5.6mmという厚さでその部分だけ盛り上がって不格好になってしまいます。これを回避するには、革を薄くする「革漉き」という加工をする必要があるのですが、最初に用意した「別たち」ではうまく加工できませんでした。原因として考えられるのが、技術力がないこと(加工するパーツが小さい)・選択した革が柔らかい素材だったこと・刃の切れ味が落ちていた、等が挙げられます。

名刺入れの作成

パスケースを作ってレザークラフトの難しさを実感したので、その後ペンケースのキットを購入し、とりあえずキットの作りと手縫い・ファスナー付けを学んでみました。さすがはキットです、それなりに使えるものが完成しました。

3作目に選択したのが、名刺入れになります。まずは、直線のみのシンプルなデザインで作ってみます。

今回使用した革は:

  • プレジオ 厚さ 1.5mm
  • プレジオ 厚さ 1.0mm

小さめのサイズで作りたかったので幅を 104mm 程度にして JW CAD で型紙を作成します。

作成した型紙に合わせて革を裁断していきます。

1.5mm厚の革を裁断

へり落しという道具で革の角を削ぎ落します。面取りをすることによってコバに丸みが出ます。

へり落し

縫った後にコバの処理がしにくい部分は先にコバを処理しておき、その後パーツを接着していきます。

各パーツの接着

表から見ると、次のような感じです。

表面

菱目打ちで穴を開けていきます。4mmのピッチで合わせて型紙を作ったので、それなりに穴が開いています。

菱目打ちによる穴あけ

マチの部分を縫うのに苦労したのですが、作業自体は楽しく写真も撮らずに縫ってしまいました。

名刺入れの完成 その1
名刺入れの完成 その2

それっぽく完成したのですが、友人の感想は「手作り感満載だね」でした。あと、小さくしたため折り畳まれたマチがスペースを圧迫してしまい真っ直ぐ名刺が入らないという問題も発生しました。

次は、売り物レベルを目指しもう少し大きめに作りたいところです。

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