【DIY】名刺入れを作る
いろいろな革を使ってみたいということで、今回はエルバマットとプエブロそれぞれの革で名刺入れを作ってみました。 なんとなくプエブロの方がコバ処理をするとき、トコノールが銀面につかないか気を遣う必要がある感じで完成品の重さを比較するとプエブロの方が2gほど軽いという結果でした。
今回の出来上がりは、

今回使用した材料は次の通りです。
- エルバマット (キャメル) 1.5mm
- エルバマット (キャメル) 1mm
- プエブロ (オレンジ) 1.5mm
- プエブロ (オレンジ) 1mm
名刺入れを作る
今回も、2つ同時に作っていきます。1つ目の使用する革は、エルバマットのキャメルになります。

もう一つは、プエブロのオレンジになります。

さっそく、最も大きい部分で名刺入れの本体にあたる部分をざっくり裁断します。

床面をトコノールで処理していきます。

本体部分を型紙に合わせてケガいていきます。

ポケットになる部分も同様にケガいていきます。

ヘリを落としたり、フチ捻をします。

プエブロの方も同じように作業していきます。

菱目打ちを使って本体部分に縫い穴をあけ、フチ捻をします。


マチの部分を大きめに切り出していきます。

ケガキ線に沿って裁断していきます。

厚みを抑えたいので、マチの部分を薄く漉いていきます。

ゴムのりで接着するため 5mm ほど接着面を荒らします。

本体・ポケット・マチを接着します。

本体の穴に合わせ、菱切りで穴を開け縫っていきます。

革に合わせた糸の色を選択することは、なかなか悩ましい問題です。

接着と穴あけがうまくいっていれば、よい仕上がりになるのではないでしょうか。


2つ並べてみると革に質感の違いが分かります。作ってみた感じエルバマットは、フチ捻の温度をどのくらいにするのがよいのか難しく、プエブロの方はトコノールなどの水分?によるシミを作らないよう気を付ける必要がありました。
また、完成品の重量は プエブロ の方が 2g ほど軽く素材による違いも楽しめました。

次は裏地を付けて床面を見せないような名刺入れを作ってみたいです。