【DIY】キーケースを作ってみる(レザークラフト)

メモ:  Category:leather_craft

名刺入れの形は想定通りにできたのですが、マチが中に入る分名刺を入れるスペースを圧迫し窮屈な出来となってしまいました。名刺入れを作る際、型紙の重要性が理解できたので次は型紙作りにもなれるためキーケースを作っていこうと思います。

最終的には納得がいくものを作ることができたのですが、革の厚さを選択する難しさを学びました。

最終的に使用した材料は次の通りです。

  • プレジオ 2mm キャメル
  • バネホック 11.5mmx4.5mm
  • ネジ式カシメ(製本ビス) 15mm
  • キーリング 21mm

完成品は、こんな感じに。

キーケースの完成

失敗あれこれ

まずは、デザインから。出来るだけシンプルなものを世に出ている商品を参考に作っていきたいとグーグル先生に聞いてみます。

いくつか候補が出たのですが、某ショッピングサイトで売られていた m〇ca という商品、campbell c〇le のシンプルなキーケースが候補となりました。まぁ、自分にはデザインセンスないですし、まずは真似ることから徐々に技術をつけていきたいと思います。 m〇ca というキーケースは、同じようなつくりのものが「レザークラフト入門講座」というサイトに作り方が紹介されていますので参考にさせていただきました。ちなみに、このサイトでは型紙が200円で売られているので買ったほうが無駄なくミスなく作れそうなのですが、今後のために自前で型紙を起こしてみました。

今回は、 m〇ca という商品を参考に型紙から起こしていきます。

厚みのある革は重くなると思い、常に持ち歩くキーケースなのでコンパクトで軽いものをと考え、ヌメ革の硬そうな革なら1mmでいけるのでは?と思い試作を開始しました。

裁断する前からわかっていたのですが、パリッとした張りがない・・・キーケースとしては心もとない・・・使えません。

次に余っていた1.5mmを使ってみることにしたのですが、1mmの厚さ用に作成した型では革の厚み分だけ幅が短くなりホックを止める位置が微妙になります。

1.5mm厚さで作ってみたのですが、革の種類のせいなのかキーケースの形を保つという面から何となく華奢な感じがします。

分厚くて重くなりそうだと候補から外していた2mmの厚さの革を使ってみることにします。

裁断して丸めてみると一番しっくりきます。革の種類のせいなのかそもそも革とはそういうものなのか?薄く作りたければ芯材を使う必要があるのか?今後の課題となりそうです。

製作過程

それでは、床面にトコノール塗って処理をしておきます。

床面の処理

次に型紙をあてて形状をケガいていきます。

ケガキ処理

カッターを使って外周を切っていきます。

裁断

厚みと形が決まったのでパンチで穴をあけ金具類を取り付けていきます。以前にも書いたのですが、ホックにもいろいろな種類がありここではバネホックというものを使用します。このバネホックを取り付けるには、専用の打ち具が必要となるため今回購入しています。

穴あけと金具の取り付け

キーリングを取り付けるループ部分を付けていきます。今回縫うのは、この部分だけです。

表面

縫い終わるとこんな感じになります。

縫い終り

縫い終わったら完成です。それっぽくできたのではないでしょか。

キーケースの完成

今回は、構造が簡単で金具を使ったことによりそれなりのものができました。

形になるまで何度も試作が必要で、型紙もなかなか決まらない事やキーリングを付ける部分の漉き加工,革の種類と厚さによって違いが出るのか?など課題が山積みです。ちょっとお値段の高い革を使ってみたいということもありますので次回は別の革を使ってキーリングに再挑戦しようと思います。

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