GIMPでドロップシャドウ
GIMPでドロップシャドウの画像を作成します。

GIMPメインウィンドウから新規画像を作成
新規画像を作成します。ここでは、幅150ピクセル高さ100ピクセルを用意します。新規画像の説明は、 「GIMPで新規画像を作成」を参照してください。

[OK]ボタンを押すことで、幅150ピクセル高さ100ピクセルの作業ウィンドウが表示されます。

文字を入力する
影を落とすもとになる文字を作成します。ツールから「画像に文字を追加(T)」を選択します。 ここでは、前景色を水色、フォントサイズを40pxに設定しています。

作業ウィンドウをクリックすると文字入力用のダイアログ(GIMP 文字エディタ)が表示されるので、ここに文字を入力します。

文字ツールオプションの「テキストからパスを作成」をクリックして入力した文字のパスを作成します。

レイヤー操作
影用に新規レイヤーを作成します。

文字列を入力するで作成したパスから選択範囲を作成します。まず、選択範囲を作成したいパスを選択します。

右クリックでポップアップメニューを表示し、「パスを選択領域へ」を選択します。

影用のレイヤーで文字を黒にしぼかし効果をつけていきます。
まず、前景色を黒色にするため下の図の赤丸の部分をクリックします。前景色と背景色が、初期状態の白と黒になります。

作業ウィンドウのメニューから[編集] - [描画色で塗りつぶす]をクリックします。

選択範囲を解除([Shift + Ctrl + A])し、ぼかし効果をかけます。[フィルタ] - [ぼかし] - [ガウシアンぼかし]をクリックします。

ぼかし具合を設定します。ここでは5.0を使用しています。

ドロップシャドウの仕上げ
ドロップシャドウを仕上げていきます。レイヤーウィンドウに3つのレイヤーがあるので、この順序を変えます。上から順に、文字、影、背景にします。
レイヤーウィンドウで順序を変えたいレイヤーをドラッグしてレイヤーを配置した居場所へ移動します。この場合、影を1つ下に移動します。

移動ツールを使って影を少し移動します。

作業ウィンドウをクリックし「矢印キー」で影のずれ具合を作ります。

影の濃さをレイヤーウィンドウの不透明度で設定します。

ドロップシャドウの完成です。
